建設・再エネの“現場起点”で考える会社
私たちの強みは、机上の計画ではなく、実地での検証・運用で磨かれてきました。
日本各地の工事現場、福島のメガソーラー、自社運営を通じた保守・監視まで。設計・調達・施工・運用(EPC&O&M)を横断する視点で、成果=稼働率・安全・コスト最適化に直結する提案を行います。
多言語・多文化の橋渡し力
日本語・中国語(簡体字/繁体字)・英語で、図面・仕様書・契約・現場コミュニケーションを一気通貫。
現地工場監査や価格交渉、品質是正、納期管理を“その場で”進められるため、意思決定が速い。
文化差から生じる誤解を先回りで潰し、プロジェクトの遅延・コスト膨張を防ぎます。
グローバル調達 × 品質保証(QA/QC)
中国・台湾を中心としたメーカー網の実体把握と、現地監査の経験値が武器。
ロットばらつきや規格差、材料切替の影響を見抜き、是正アクションを設計。
第三者試験の手配、抜取検査、トレーサビリティ管理まで含めて“持ち帰れる品質”に整えます。
安全・法令順守・リスクマネジメント
労働安全衛生・高所作業・感電・熱中症・運転管理など、現場の主要リスクに対して教育・手順・記録を徹底。
電気事業法・建設業法・再エネ補助制度・各自治体の条例や協定にも配慮し、近隣説明・環境配慮(騒音・景観・排水)まで一体で設計します。
ライフサイクル志向(LCC発想)
部材選定は“初期費用×寿命×点検容易性×補修コスト”で比較。
ケーブル敷設・防草・排水・フェンス・監視の“地味だが効く”仕様を押し込み、年間の停止時間を減らします。
導入後は、監視データに基づく点検優先度の最適化や、季節要因(降雪・高温)に応じたメンテ計画を運用します。
地域と共に進める合意形成
再エネは地域インフラ。私たちは、事前の説明・質疑応答・見学動線づくり・連絡窓口の一本化で、地域の不安を減らします。
草刈り・見回り・簡易補修を地元と連携し、雇用と監視の目を育てる。長く続く発電事業に“関係の持続性”を埋め込みます。
スピードと透明性
見積りは前提条件・仕様差・運搬費・関税・為替感応度まで分解提示。
サプライヤーの選定理由、想定リスクと回避策、スケジュールのクリティカルパスを“言語化”して共有します。
意思決定が早くなり、やり直しが減り、全体コストが下がります。
“多事業”の相乗効果
建設・再エネを主軸に、輸出入、不動産、農業、翻訳・通訳、人材派遣で培った知見が横串で効きます。
不動産の権利調整や近隣交渉、農業温室の設備・環境制御、契約文言の中日英レビュー
分野横断の知恵が、現場の“詰まり”を解消します。
- 調達力:相見積の作り込み、仕様分解、代替案提示、為替・海上輸送の最適化。
- 品質力:図面・仕様の読み替え、工程内検査、第三者試験、是正の再発防止策。
- 施工力:安全・段取り・天候対応、弱点部位(ケーブル・排水・固定)への先手対策。
- 運用力:監視データの閾値設計、季節要因に応じた点検、予兆保全の導入。
- 交渉力:価格・納期・品質の三立、文化差・言語差を越える合意形成。
- 文章化:議事・手順・報告の標準化、エビデンスの一元管理、引継ぎ容易性。
- 機動力:現地即応、短納期の仕様確定、周辺業務(通訳・物流・通関)を内製補完。
“見えないコスト”を抑える設計思想
たとえば防草。施工時の費用を惜しみ、数年後に維持費が跳ねる事例は少なくありません。
私たちは起伏・土質・雨水の逃げを踏まえ、シート・砂利・薬剤・機械刈りの最適ミックスを提示。ケーブルのたるみ・結束・縛着ポイントも、故障モードを想定して配置します。
データに基づく現場改善
監視システムのアラートと現地点検記録をひもづけ、停止原因のPareto化、季節・時間帯別の発電偏差、逆潮流の影響を可視化。
対策は“効果×実装容易性”で優先度付けし、投下コストの回収期間を算定します。感覚ではなく、数字で語る運用です。
守秘・コンプライアンス
取引情報・個人情報・図面・写真の取り扱いに厳格。アクセス管理・版管理・外部共有のポリシーを徹底し、法務・会計の専門家と連携。
海外サプライヤーとの契約も、中日英の粒度で齟齬を潰します。
“最後まで伴走”
導入で完了ではなく、運転開始後の初期不良対応、季節変動のフォロー、是正工事の段取り、地域とのコミュニケーションまで。
MATER=母の名に恥じない、寄り添いと粘りで、成果が出るまで並走します。
結論
多言語の交渉力、現場の汗で得た知見、グローバル調達の実効性、データで語る運用、そして“支える”という一貫した姿勢。
マーテル合同会社の強みは、分野横断の総合力にあります。建設・再エネの“止まらない現場”を、私たちは設計し、動かし、守ります。
